HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

HISTRIP MAGAZINE icon HISTRIP MAGAZINE

世界も大注目!ユネスコ登録川越まつりと大人気川越おすすめスポット

  • 国の重要無形民俗文化財で2016年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された埼玉県の川越氷川祭(かわごえひかわまつり)、別名「川越まつり」の資料館や、川越に来たら必ず訪れたい「菓子屋横丁」など、世界から注目の集まる小江戸川越で、ロマンただよう懐かしの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

     

    大迫力の山車は圧巻!ユネスコ無形文化遺産登録「川越まつり」資料館

    〈写真02_alt:川越まつり会館〉 
    本川越駅から徒歩約7分、東武バスウエスト神明町行き「札の辻」下車で徒歩1分のところにあるのが「川越まつり会館」です。2016年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されたばかりの川越まつり!また、国指定重要無形民俗文化財になっている川越まつりを、見て、聞いて、間近で体感できる資料館が「川越まつり会館」です。
    川越まつりは、1648年から始まった江戸の『天下祭』を現代にも伝える山車行事。地域ごとの豪華な山車が蔵造りの町並みを中心に回っていき、山車同士が出会った際に行われる『曵っかわせ』(ひっかわせ)と呼ばれるお囃子(はやし)を披露しあう姿に感動する観光客が続出するほどの大迫力のあるおまつりです。
    〈写真03_alt:川越まつりちょうちん〉
    川越まつりは毎年10月の第3土・日に開催されます。川越まつりををいつでも体感できる「川越まつり会館」では、実際に使用される本物の山車2つとちょうちんを見学できます。週末には本物のお囃子の実演が2回行われるので、川越まつりの感動を体験できる迫力ある資料館です。

     

    国指定の重要文化財 築200年小江戸川越最古の蔵造り大沢家住宅

    〈写真04_alt大沢家住宅入り口〉
    多くの蔵造りの建物が立ち並ぶなかで、ひときわ目を引くのが、本川越駅から徒歩8分の「大沢家住宅」です。大沢家住宅は国指定の重要文化財にも指定されており、築200年を誇る小江戸川越最古の住宅になります。1893年の一瞬で町を焼き尽くしたといわれる川越大火の中で生き残った数少ない蔵で、呉服太物を商っていた川越の豪商・西村半右衛門が建てた店舗蔵だったといわれています。
    〈写真05_alt:大沢家住宅全体〉
    現在は、1階が民芸品や川越祭りなどをモチーフにしたお土産品を扱っているお土産ショップで、2階が民家をテーマにした絵画を展示しています。店内の入り口を少しでも広く見せるために、現在のあま戸を上にあげて収納するような「上げ戸」(あげど)と呼ばれる造りを実際にみる事ができます。ぜひご自身の目で大火事の中生き残った歴史的建造物をご覧ください!

     

    懐かしの駄菓子に囲まれ子供時代にタイムスリップ!「よしおかYA」

    〈写真06_alt:よしおかYA看板〉
    本川越駅から徒歩約10分でかおり風景100選にも選ばれた昭和を感じさせる菓子屋横丁に到着します。多くの懐かしさを感じさせるお店の中で特に目を引くのが、目にした瞬間から童心に戻りワクワクがとまらない駄菓子がたくさんの「よしおかYA」です。夫婦で営まれていて、川越のお土産を中心とした店舗と駄菓子を中心とした店舗の2店舗が隣に仲良く並んでいます。

    〈写真07_alt:イモグラたると〉
    人気は川越名物の川越いもをつかった「川越イモグラたると」や「川越芋の小まんじゅう」だそうです。
    どちらも甘い濃厚な味わいで、お土産で喜ばれること間違いなしです!駄菓子屋では学校帰りの子供たちが買いやすいようにと10円などの低単価商品も多く、子供がお小遣いを片手にお菓子を買いにくる様子を目にすると、私も幼少期にタイムスリップしたようなどこか懐かしい経験が蘇ります。

     

    手焼煎餅のかおりから七福神・布袋尊まで 魅力満載の菓子屋横丁

    〈写真08_alt:雷神堂入り口〉
    菓子屋横丁のなかカーブを曲がると、赤の傘が目印で菓子屋横丁を香ばしいかおりで包む手焼煎餅店「雷神堂」。店内はたくさんのお煎餅で埋め尽くされている雷神堂には、魚やハート型をしたものや巨大せんべいなどの様々なお煎餅が並んでいます。
    〈写真09_alt:雷神堂店内のおせんべい)
    土・日はつい食べ歩きをしたくなってしまうようなお煎餅を店頭で販売しています。店内の天井には凧やお面などもあり、幼少期にタイムスリップしたような雰囲気を体験できます。

    〈写真10_alt:見立寺布袋孫〉
    菓子屋横丁から徒歩約1分のところにあるのが「見立寺」です。見立寺は小江戸川越七福神めぐりの一つであり第六番目の「布袋孫」がいらっしゃいます。布袋孫は「笑門福来」や「夫婦円満」、「子宝の神」として厚い信仰があります。菓子屋横丁を訪れた際は、ご利益を授かりに布袋孫へ行ってみてはいかがでしょうか。

     

     

    ここでは紹介しきれないほど小江戸川越には定番から世界が大注目の隠れた魅力までたくさんの名所があります。世界から注目の集まる小江戸川越で、ロマン溢れる懐かしの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。