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築城400年を超える国宝彦根城 知れば10倍面白くなる歴史旅をご紹介

  • 滋賀県彦根市のシンボル彦根城へ!彦根城は、1606年に完成した現存天守と大変貴重なため、国宝に指定されています。
    馬屋や屋形船、井伊家のゆかり展示品が並ぶ博物館など見どころがたくさんあり、天守閣内部には今なお残る当時の造りや雰囲気を味わうことが出来ます。 彦根城を楽しむ方法を徹底解説いたします!

     

     

    文化財の馬屋や御好屋形船も 見どころたくさん!国宝彦根城

     

     

     

    "<写真01__alt:alt圧巻の一言、彦根城の天守閣>

     

     

    彦根城は、築城400年を越え、2017年には築城410年を迎えた歴史あるお城の一つです。

     

     

    もともと彦根には、石田三成の居城であった佐和山城がありました。1600年の関ヶ原の戦いの後、佐和山城は徳川四天王の井伊直政が18万石で入城することになります。

     
    しかし佐和山城に入ることで、領民から大変慕われていた石田三成の遺構を継承するとの錯覚を与えかねないと懸念したため、井伊直政は彦根城の築城を計画し、築城されました。

     

     

     

     

    ちなみに、彦根城は、井伊家だけでつくられたものではなく、徳川家康の命のもと「天下普請」として築城されました。その理由は、関ヶ原の戦いの後、1600年初期はまだ世の中が不安定で、彦根は東と西が対峙する最前線、軍事的な要衝として一日も早い城の完成が望まれたことでした。

     

     

     
    それでは早速散策のスタートです!

     

     

     

     

    表門前には国の重要文化財にもなっている馬屋が今なお残っており、かつては21頭の馬が収容していました。

     

     
    <写真02__alt:alt有形文化財、大規模な馬屋>

     

     

    これほど大きな馬屋は当時でも珍しかったといわれています。馬屋内は藁屋根のにおいが漂い、歴史を感じることが出来ます。

     

     

    他にも彦根城周辺には、彦根藩主井伊家に伝来した「御好屋形船(おすきやかたぶね)」の船遊びの体験がありました。
    彦根城跡の内堀で船に乗れるだなんて贅沢ですね!
    お城に入るまでも見どころがたくさんあります。

     

     

    赤備えは真田軍だけじゃない!井伊家ゆかりの展示物を飾る博物館へ

     

     

    "<写真03__alt:alt彦根の歴史を学ぶ、彦根城博物館>

     

     

     

     

    彦根城の表門橋を渡るとすぐに「彦根城博物館」があります。

     

     

     

    彦根城博物館はもともと藩の表御殿(公の政務・儀式などを行う正殿)を市制50周年を記念して復元された建造物です。

     

     

     

     

    彦根藩に関する書物や井伊家に関する美術品が収蔵されていたり、彦根城の表御殿を復元した屋敷や庭も見学でき、当時さながらの雰囲気を体感できます。

     

     
    <写真04__alt:alt井伊家の赤備えをぜひ見てください>

     

     

     

    彦根城博物館の様々な展示品の中で最も目を引くのが「赤備え」(あかぞえ)の甲冑です。

     

     

     

     

    赤備えとは朱色に塗った武器や甲冑のことで、赤備えの代表軍には井伊軍のほかに真田幸村率いる真田軍などがあります。彦根市のゆるキャラひこにゃんも赤備えの兜をかぶっていることから、皆さんにとっても井伊家は赤備えのイメージをお持ちではないでしょうか。

     

     

     

     

    展示コーナーには解説シートが設置されているため、井伊家に詳しくない方でも歴史を学びながら展示品を閲覧できますので、井伊家の歴史についても学べる素敵な博物館です。

     

     

    いざというときは橋を切り落とす!?彦根城の防衛「大堀切」

     

     

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    表門口から入り、階段を登ります。幅が広く、歩きづらかったです。敢えて人が歩きにくいよう歩幅とずれるようにつくってあるのだとか。

    ようやく階段を登りきると「大堀切」に出ます。

     

     

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    彦根城には、本丸にいたる前後に構築された大堀切〔おおほりぎり〕があります。
    彦根城の正面である大手門と表門からの敵に対して、両者が合流する天秤櫓(てんびんやぐら)の外側に大堀切が築かれたのです。
    いざとなったら橋を切り落とし、、敵が本丸に入るのを防ぐことができます。防御策として考えられた仕掛けなのです。

     

     

     

     

     

    現在は橋が架かっていますが、この橋がなければ天秤櫓の高い石垣を登らないと本丸方面へ侵入できません。また、彦根城の裏手からの敵に対しては、西の丸の三重櫓の外に大堀切があって侵入を阻んでいます。

     

     

     

     

     

    彦根城の要!重要文化財指定の「天守附櫓」 「多聞櫓」「太鼓門櫓」

     

     

     

     

    "<写真05__alt:alt国宝、天守閣櫓は圧巻!>

     

     

     

    彦根城には国宝や国の重要文化財に登録されている5つの「櫓」があります。

     

     

     

    ここではその中から2つの櫓のを紹介したいと思います。一つ目は国宝に指定されている「天守附櫓及び多聞櫓」です。

    大津城から移築されたといわれおり、1607年頃に完成した櫓です。

     

     

     

     

    国宝に指定された天守は彦根城を含めて5つしかない、かなり貴重な櫓です。内部は当時のままで、隠し部屋や二重壁、矢狭間などが残っています。通し柱は用いられず、各階ごとに積み上げる伝統造りが残っています。急斜の木造階段を上っていくと彦根市が一望でき、琵琶湖や玄宮園などの絶景を望むことができます。

     

     
    <写真06__alt:alt場内の司令塔、太鼓門櫓>

     

     

     

    二つ目の櫓は、国の重要文化財に指定されている「太鼓門櫓」です。天守閣に向かう最後の門であるこの櫓は、城内合図の太鼓が置かれていたことからこの名が付けられたと言われています。

     

     

     

    建物の東側の壁の背面が開放されていて、高欄付きの廊下になっている造りは櫓としては大変珍しい造りになります。今も残る貴重な国宝や文化財は一見の価値ありです。

     

     

     

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    築城400年を超える滋賀県彦根市の名城「」と周辺の歴史をご紹介しましたがいかがでしたか。彦根城の国宝や文化財に魅了され、当時に想いを馳せながら旅してみると、その時代を体感しているかのようです。
    彦根城を訪れに彦根に来るだけの価値はあります。是非歴史を旅しに訪れてみてください。