HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

HISTRIP MAGAZINE icon HISTRIP MAGAZINE

広島・尾道のシンボル 千光寺山の魅力が詰まったお得な旅を紹介

  • 広島・尾道には数多くの観光地が点在しています。

     

     

    どのように巡れば一番お得になるのか迷ってしまうほどです。

     

     

    たくさんある尾道の観光地をお得に効率よく回るためフリーパスを入手して尾道の一番人気な観光地 千光寺山を巡る旅。

     

     

    千光寺山の魅力に迫る道筋をご紹介いたします。

     

     

     

    お得に尾道を観光するなら「おのみちフリーパス」を入手して楽々観光

     

     

    <写真02-1-1_alt:alt onomichi>

     

     

    尾道へは、 福知山駅で下車し、JR山陽本線で約20分かけてJR尾道駅へ向かいます。

     

     

    尾道駅に到着するとまず向かっていただきたいのが、駅の南側にある「バス乗車券売場」です。

     

     

    <写真02-1-2_alt:alt onomichi>

     

     

    そこで、千光寺山ロープウェイ&おのみちバス1日乗車券が付いた「おのみちフリーパス」を買うことができます。

     

     

    このチケットは千光寺山へ向かうロープウェイの往復チケットとバス乗車券のフリーパスに加えて7つ観光施設「尾道市立美術館」「おのみち文学館」「持光寺」「おのみち映画館」「おのみち歴史博物館」「なかた美術館」「浄土寺」の入場料が割引されます。

     

     

    料金は大人600円、こども300円です。

     

     

    <写真02-1-3_alt:alt onomichi_alt:alt文>

     

     

    千光寺山へ行かれる方はおのみりフリーパスを購入されることをオススメします。

     

     

    ロープウェイ乗り場では購入できないのでご注意ください。これでおのみち観光もばっちりです。

     

     

     

    千光寺山へ行くには、坂道を上るよりロープウェイが一番賢い道筋

     

     

    尾道駅の1番バス停から出るおのみちバス、またはレトロバスで約5分長江口バス停へ向かいます。

     

     

    <写真02-2-1_alt:alt onomichi>

     

     

    高架下をくぐるとロープウェイ乗り場につきます。

     

     

    ロープウェイは15分毎に出発します。

     

     

    先ほど購入した「おのみちフリーパス」をチケット売り場に提示し、ロープウェイの往復チケットをもらいましょう。

     

     

    <写真02-2-3_alt:alt onomichi>

     

     

    <写真02-2-4_alt:alt文>

     

     

    ロープウェイからの景色は瀬戸内を一望でき、尾道の南に位置する向島も見ることができます。

     

     

    <写真02-2-5_alt:alt onomichi>

     

     

    また千光寺(せんこうじ)の赤い本堂を正面から見ることもできます。

     

     

    ロープウェイから千光寺山を見ると巨石も多く発見でき、千光寺が山に寄り添い巨石に囲まれていることがわかります。

     

     

     

    千光寺山へ訪れたのなら尾道市立美術館で感性を磨き休憩をしよう!

     

     

    <写真02-3-1_alt:alt onomichi>

     

     

    千光寺山の頂上に到着し、左手にある展望台の奥へ約3分歩きます。

     

     

    坂を下ると右手に見えてくるのが「尾道市立美術館」です。

     

     

    <写真02-3-2_alt:alt onomichi>

     

     

    入口には猫のかわいい看板がお出迎えしてくれました。

     

     

    展示内容はその時期によって変わるので、行く際は事前に調べることをお勧めします。

     

     

    <写真02-3-3_alt:alt onomichi>

     

     

    この日は、神田日勝展が行われていました。

     

     

    <写真02-3-4_alt:alt onomichi>

     

     

    展示を見た後は1階にあるミュージアムショップや喫茶店がありますので、作品に関するグッズを購入することもできます。

     

     

    尾道市立美術館 所在地:尾道市西土堂町17番19号

     

     

    美術館を出て千光寺へ向かいます。

     

     

    千光寺へ向かう途中、左手には大きな松があります。

     

     

    <写真写真02-3-6_alt:alt onomichi>

     

     

    この松は岩割松(いわわりのまつ)といい、樹齢数百年の大きな松が数トンもある大きな岩を砕いています。

     

     

    松の生命力を感じるので、ぜひ松の根をみてください。

     

     

    <写真写真02-3-7_alt:alt onomichi>

     

     

    岩割松を過ぎると目の前に千光寺第二の巨岩が現れます。

     

     

    この岩は鼓岩と言われ、別名ポンポン岩といいます。

     

     

    なぜポンポン岩なのか、それを確かめるために巨石の奥にある金槌で石を叩いてみましょう。

     

     

    ポンポンと高い音が聞こえてきます。

     

     

    <写真写真02-3-8_alt:alt onomichi>

     

     

    皆さんが叩いているので、少し岩がへこんでいます。

     

     

    また岩の右側にある傷は、大阪城築城の際に割りかえたノミの跡と言われています。

     

     

    尾道から大阪城まで、こんなに大きな岩をどう運んだのでしょうか。

     

     

    目の前に広がる尾道水道を見ながら考えてしまいます。

     

     

    安土桃山時代の歴史を巨石から感じることができます。

     

     

    大林監督の映画「おかしなふたり」「あの夏の日」のロケ地にもなっています。

     

     

     

    806年弘法大師の開基とされる千光寺は本堂だけでない見どころ満点

     

     

    美術館から約5分下山し到着するのが、尾道を代表する「千光寺」です。

     

     

    806年に弘法大師の開基とされる真言宗の千光寺は、朱塗りの本堂だけでなく、三十三観音堂や残したい日本の音風景百景に選ばれた鐘楼などがあります。

     

     

    <写真02-4-1_alt:altonomichi>

     

     

    三十三観音堂では、関西一円の西国観音霊場の33体の観音菩薩が祀られています。

     

     

    ここでお参りすると、西国観音霊場を巡拝したのと同じ功徳があるといわれています。

     

     

    また正面には数珠が下げられているのが特徴です。

     

     

    <写真02-4-2_alt:altonomichi>

     

     

    これは桜木でつくられた百八煩悩滅除大念珠といい、幸せを念じながら下へ引きさげると上からカチカチと音が鳴り1つずつ落ちてきます。

     

     

    このカチカチで苦しみの根源である煩悩を打ち消し観音様のご守護がいただけるようです。

     

     

    カチカチの音が鳴るたびに自分の心が落ち着き、苦しみが落ちていくような感覚になります。

     

     

    ぜひ苦しみを打ち消し、全身が軽くなり合唱礼拝した後に本堂・大師堂へお参りに行きましょう。

     

     

    <写真02-4-3_alt:altonomichi>

     

     

    赤堂と呼ばれる本堂でお参りする際に、目の前に広がる瀬戸内の景色を見てください。

     

     

    180度広がる尾野水道の海、向島の風景は絶景です。心を落ち着けて参拝することができますよ。

     

     

    千光寺手観世音菩薩は、33年に一度開帳の秘仏です。本堂のお参りが済んでから訪れてほしい石鎚山鎖行場が本堂の西側にあります。

     

     

    <写真02-4-4_alt:altonomichi>

     

     

    62年ぶりに復元された石鎚山鎖行場(いしづちさんくさりぎょうば)にある鎖修行は、本堂のお参りが済んでからでなければできませんのでご注意ください。

     

     

    階段を上ると夫婦岩(めおといわ)があり、この夫婦岩で愛を誓うと願いが叶うといわれています。

     

     

    <写真02-4-5_alt:altonomichi>

     

     

    ぜひ大切な方とこられた際は愛を誓ってみてはいかがでしょうか。

     

     

    誓った後はさっそく鎖修行を行います!

     

     

    奉納料は大人100円、小学生以下は不要です。

     

     

    <写真02-4-6_alt:altonomichi>

     

     

    大きな輪に足を引っ掛けて巨石を上っていきます。本当に鎖のみだけを頼って上るこの修行は精神も身体も鍛えられるはずです!

     

     

    無理をせず挑戦してみてくださいね!

     

     

     

    尾道商店街にある歴史溢れる向酒店で地酒と歴史あるお酒関連グッズ

     

     

    千光寺山を下山し、尾道商店街には尾道の地酒を扱う「向商店」があります。

     

     

    <写真02-5-1_alt:altonomichi>

     

     

    お店の建物の歴史も古く、建設は1909年頃、創業は1945年頃だそうです。

     

     

    お酒の飲み比べができ、3種類で500円です。

     

     

    <写真02-5-2_alt:altonomichi>

     

     

    飲み比べに使う板は酒蔵で使われた樽の一部を再利用されています。

     

     

    <写真02-5-3_alt:altonomichi>

     

     

    また尾道の地酒を数多く取り扱っています。

     

     

    向酒造で超人気の招き猫のお酒のは向酒蔵のみの販売でラベルは1枚1枚手書きで書かれたものです。

     

     

    石招き猫の作家さんによるイラストは一つ一つ絵柄が異なるのでお気に入りのお酒を探してみてはいかがでしょうか。

     

     

    <写真02-5-4_alt:altonomoichi>

     

     

    この招き猫のお酒とセットで尾道水道や酔心尾道ラベルなどの地酒を購入することも可能です。

     

     

    尾道のお土産にぴったりの品ですね!

     

     

    <写真02-5-5_alt:altonomichi>

     

     

    お店の奥やガラスのショーケースには1932年のサントリー(寿屋)のカレンダーや通いとっくりが残されています。

     

     

    <写真02-5-6_alt:altonomichi>

     

     

    通いとっくりには番号がふられているのも確認できます。

     

     

    ぜひ旅の思い出に尾道にしかない大人なお土産を購入してみてはいかがでしょうか。

     

     

     

    広島・尾道にはたくさん観光地や歴史あふれる寺院がありますが、その中でも一番人気の千光寺山に絞り、その中でも千光寺だけでなく数多くの魅力をご紹介しました。

     

     

    ぜひフリーパスを入手して魅力が詰まった千光寺山をお得に楽しんでください。