7月から観光産業の復興のためにスタートしたGo To トラベルキャンペーンですが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一時制限が決定しました。
本記事ではGo To トラベルキャンペーンの一時制限、キャンセル料、補償について解説していきます。
【Go To トラベルキャンペーンの概要】
Go To トラベルキャンペーンは観光産業の復興のために開催されているキャンペーンで、旅行代金の35％が割引、15％が地域共通クーポンとして付与されます。
予約スタート時には事後還付申請が必要でしたが、準備が整ってからは予約時に既に割引が適用された価格で申し込みが可能となりました。
また、キャンペーンスタート時に東京は除外されていましたが、10月1日より東京もGo To トラベルキャンペーンの対象となりました。
【Go To トラベルキャンペーンの制限に関する最新情報】
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「12月28日～1月11日まではGo To トラベルが全面一時停止」となっています。
しかし、これは新型コロナウイルスの感染状況が好転した場合の予定となっており、1月になっても感染拡大が止まらないことから制限延長の方針が固められました。
産経新聞の報道では「Go Toトラベルの再開は6月以降」に全国で一斉再開される方向で検討されているとあります。
＜独自＞政府、県内旅行に最大７千円支援 トラベル再開は６月以降
【Go To トラベル対象の旅行をキャンセルする場合のキャンセル料・補償について】
《政府の方針でGo To トラベル対象旅行が制限・除外された場合》
新型コロナウイルスの感染拡大などによって、Go To トラベルを使って予約していた旅行をキャンセルすることになった場合、キャンセル料は国が補償してくれることになります。
また、キャンセルしない場合には割引が除外され全額負担となりますのでご注意ください。
Go To トラベルの対象外になるかどうかは市町村など細かな範囲で設定されますので、現在旅行予約をしている場合は必ず対象区域かどうか確認しましょう。
《自己都合でGo To トラベル対象の旅行をキャンセルする場合》
新型コロナウイルスの感染拡大によるGo To 制限とは別に、自己都合でGo To トラベルを使った旅行をキャンセルする場合は予約した宿泊施設のキャンセル規定に従うこととなります。
基本的にはGo To 割引なしの金額に対するキャンセル料を支払うことになります。
キャンセル料が必要になる期間や料金は宿泊施設によって異なりますので、予約した宿泊施設のキャンセル規定を必ず確認しましょう。
【既に予約していた旅行がGo To トラベルキャンペーン対象外になったとき】
《通常は割引が適用外になり、キャンセル料を国が負担》
キャンセル料の部分でも解説しましたが、既に予約していた旅行がGo To 適用外となった場合は割引がなしとなります。
11月末～の新型コロナウイルス感染拡大によるGo To 適用除外の場合は基本的にはキャンセルが推奨されています。
《「VMG HOTELS ＆ UNIQUE VENUES」や「星野リゾート」など一部宿泊事業者はGo To トラベル対象外になった場合でも割引価格のまま》
ここまでで解説したように既に予約していた旅行がGo To 適用除外となった場合は割引がなしとなりますが、「VMG HOTELS ＆ UNIQUE VENUES」や「星野リゾート」など一部宿泊事業者はGo To 適用除外後も割引価格で宿泊可能です。
これは各宿泊事業者が自身で割引分の金額を負担しております。
国によるGo To 割引分の支援はなくなりますが、既に予約してくださった旅行者の負担にならないように宿泊事業者自身が割引する形式です。
どの地域がGo Toトラベル対象外となるのか20日の発表段階では明言されていなかったため、旅行者の不安・疑問を解消するために「同じ価格のままで宿泊できる」という連絡をお送りしたようです。
Go To 適用除外後も割引価格で決済できるかどうかは宿泊施設によって異なりますので、既に予約している場合は宿泊施設にお問い合わせください。
キャンセルの場合は他と同様に国がキャンセル料を補償する形です。キャンセルとなった場合は旅行事業者に国が代金の35％分の補填を行います。
【HISTRIP編集部より】
HISTRIPではGo To トラベルに関する最新情報や旅のお役立ち情報を発信しております。
公式LINEアカウントにて最新記事を発信しておりますので、よろしければ友達登録してみてください。
