新型コロナウイルスの影響を受けた観光産業復興のためにスタートしたGo Toトラベルキャンペーンですが、11月からの感染拡大を受けて一部地域で制限が始まりました。
本記事ではGo Toトラベルの制限状況について解説していきます。
【Go Toトラベルキャンペーンの概要】
Go Toトラベルキャンペーンでは旅行代金の35％が割引、15％分が地域共通クーポンとして付与されます。
キャンペーンは7月22日～東京を除いた地域でスタートしました。東京は10月1日からGo Toトラベルキャンペーンの対象地域として追加されました。
【新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一時制限】
11月から新型コロナウイルスの感染が拡大したことで、一時的にGo Toトラベルキャンペーンが制限となります。
感染拡大はGo Toトラベルキャンペーンが直接の原因ではないとされていますが、感染者数が増加している地域でGo Toトラベルの受け入れを行うことは更なる感染拡大に繋がる恐れがあるため一時的に制限されることとなりました。
その後、12月28日～1月11日はGo To トラベル全面一時停止が発表されました。
しかし、これは新型コロナウイルスの感染状況が好転した場合の予定となっており、1月になっても感染拡大が止まらないことから制限延長の方針が固められました。
産経新聞の報道では「Go Toトラベルの再開は6月以降」に全国で一斉再開される方向で検討されているとあります。
＜独自＞政府、県内旅行に最大７千円支援 トラベル再開は６月以降
【Go Toトラベルキャンペーンから除外されるエリア】
Go To トラベルが一時停止となるエリアの基準は「感染状況のステージ３」とされています。
制限は都道府県単位ではなく、市町村単位で設定されます。
制限開始時は「対象地域に向かう旅行」のみが除外対象でしたが、11月27日に菅首相が「上記地域から出発する旅行」も控えるように考えを示しました。
※12月28日～は全エリアでGo Toトラベルが一時停止となります。
《大阪市》
《札幌市》
《東京都》
東京都に関しては「65歳以上」の方のGo To トラベル自粛が要請されていましたが、その後にGo Toトラベルの対象地域からの除外も発表されました。
《名古屋市》
《その他で停止が検討されている地域》
広島県などもGo Toトラベル除外の要請を行っております。
【Go Toトラベルキャンペーンの制限される期間】
大阪市と札幌市のGo Toトラベルキャンペーン制限は3週間が予定されていましたが、感染状況の悪化から延長となりました。
12月28日～Go Toトラベルは全エリアで一時停止となります。
産経新聞の報道では「Go Toトラベルの再開は6月以降」に全国で一斉再開される方向で検討されているとあります。
＜独自＞政府、県内旅行に最大７千円支援 トラベル再開は６月以降
旅行をお考えの方は感染状況と制限期間に注意しましょう。
【HISTRIP編集部より】
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