HISTRIP(ヒストリップ)|歴史的建造物に泊まろう

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港に開港の歴史あり 山手に異国情緒あり 楽しい神奈川県横浜の街歩き!

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    横浜港、みなとみらいと呼ばれる一帯は観光名所もレジャースポットも、有名店も立ち並ぶ激戦区です。

    ただ見て通り過ぎるだけではもったいない、たくさんの歴史が詰まった建物や場所、景色を紹介します!歩いて楽しい横浜、街歩きに彩りを加えてみませんか?

     

    赤レンガ倉庫へ続く横浜の汽車道

     

     

    横浜三塔からひも解く開港の記憶 横浜港の歴史を目で見て感じよう!

     

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    横浜三塔とは、ジャックと呼ばれる横浜市開港記念会館、クイーンと呼ばれる横浜税関、キングと呼ばれる神奈川県庁の3つの塔を指します。

     

     

     

    横浜の開港から50年後、開港記念として建てられることになった三塔は、第二次世界大戦時に米軍から利用価値がある建物と判断されたために残った、という歴史を持ち、実際に戦後は士官の宿舎として使われていたこともあるそうです。

     

     
    通称ジャックの開港記念資料館の講堂では、1923年の関東大震災から部分的に残った黒い大理石や緑がかった柱を見られます。

     

     

     

     

    また、震災後に復元された、開港当時が描かれたステンドグラスを見ることもできます。横浜へ来たのなら一見の価値ありなのでぜひ立ち寄ってみてください!

     

     

     

    所在地 : クイーン(横浜三塔) 21-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1

     

     

     

     

    美味しいアイスクリームの歴史は横浜馬車道の氷水店からはじまった!

     

     

     

     

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    江戸時代に幕府より派遣された使節団がアメリカでアイスクリームを食べ、そのうちの一人である町田房蔵が1869年に馬車道で「氷水店」を開店しました。

     

     

     

    翌年に開催された伊勢山皇大神宮の大祭に出店してから人気が出るとあっという間にお店も増え、町田房蔵は「アイスクリームの父」と呼ばれるようになりました。

     

     

     

     

    馬車道通りにはアイスクリームの発祥を記念して「太陽の母子」の像が見られるほか、多くの記念碑などが建てられています。

     

     
    まっすぐ歩いて行った先の赤レンガ倉庫では馬車道アイスをいただくことができますので、そんな歴史に思いをはせつつ、美味しいアイスクリームをいただくのはいかがでしょうか。

     

     

     

    所在地 : YOKOHAMA BASHAMICHI ICE 21-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1−2

     

     

    公式HP : YOKOHAMA BASHAMICHI ICE

     

     

     

     

    異国情緒を体感できる特別な地区山手で優雅なティータイムはいかが?

     

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    元町から坂をのぼっていくと、山手へ差し掛かります。

     

     

    開港当時の建物はほとんど残っておらず、山手地区にある西洋館も移築されたものもあるそうですが、それでも現代の日本ではない雰囲気を味わうことができます。

     
    そんな中で、震災・戦災を逃れた数少ない建物に山手資料館があります。

     

     

     

    なんと!明治から残っているバラもあるという綺麗な庭が素敵な邸宅風の資料館です。室内には歴史を感じる品々が飾られており、

    入ってすぐの黒船の模型は迫力があります!

     

     

     

    周りにも西洋の面影を残した建物が多く残っており、見学や喫茶店が多く軒を連ねます。ぜひお気に入りの建物を見つけてみてください。

     

     

     

    所在地 : 21-0862 神奈川県横浜市中区山手町247

     

     

     

     

    横浜三塔物語 横浜のジャック・クイーン・キングに願いを託して

    “開港の歴史が詰まった横浜三塔がジャック・クイーン・キングと呼ばれる理由は、日本にやってきた黒船の船員たちが、港に入って見た三塔をトランプに見立てて呼んだからだそうです。

     

     

     

    地上から三塔同時に見るのはなかなか難しいのですが、3か所、三塔を同時に見られるスポットが存在します!

     

     
    まずは赤レンガ倉庫。海側へ足を進めると三塔が描かれたマークを見つけることができます。

     

     

     

    そしてキングを目の前にした日本大通り、神奈川県庁分庁舎前にも同じようにマークが!緑の濃い時期はよく目を凝らしてみてください!

    最後が「大さん橋」です。

     

     

     

    ずっと先端のほうへ歩いていくと、大きく描かれた三塔のマークを見つけられます。

     

     

     

    横浜を一望できるスポットです。

     

     

     

    1日で3か所めぐると願いが叶うとも言われています。

     

     

     

    ぜひ探してみてください。

     

     

     

    所在地 : 21-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1番4号

     

     

    公式HP : 大さん橋

     

     

     

     

    ペリーの見た景色!横浜を見渡す「みなとみらい」のおすすめスポット

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    足元にタイルが貼られていたり、絵が描かれていたり、歩いていると楽しい横浜ですが、遠くまで見渡せる景色にも素晴らしいものがあります。

     

     

     

    街歩きとともに景色を堪能できるオススメの場所をご紹介します。

    まずは神奈川県庁、キングの塔です。

     

     

     

    屋上が展望スペースとなっており、誰でも自由に見に行くことができます。

     

     

     

    海側はもちろん、街も綺麗に見えます。

     

     

     

    また、象の鼻パークからかかる歩道橋も海を見渡すには絶好の場所です。

     

     

     

     

    ぜひそこを通って「大さん橋」へ歩いて行ってみてください。

     

     

     

    そして「大さん橋」。

     

     

     

    船で港についた船員たちが見た景色はきっとこんな感じだろうと想像のできる、視界を遮るものがないスポットです。

     

     

     

    海も空も街も広く見えます。夕日が沈む様子は絶景です。

     

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    所在地 : 21-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1番4号

    公式HP : 大さん橋

     

     

     

     

    横浜は開港後、大きく変化しながら歴史を紡いできました。

     

     

     

    たくさんの施設が立ち並ぶ中で、今もその歴史を色濃く残す建物が存在し、当時を伝える資料も資料館の展示をはじめ、壁画として、オブジェとしてなど様々な形で保存されています。

     

     

     

    目で見て、歴史を肌で感じながら、横浜散策を楽しんでください!