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開港の歴史を知る!西洋の風が吹き込んだ異国感あふれる街 横浜を散策

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    横浜ときいてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?横浜は都会的な発展の一方で、いまだに多くの歴史の跡が残っている街です。開港後の横浜は、関東大震災、横浜大空襲、アメリカによる占領、そして復興へといった歴史を歩んできました。今回は、開港当時の横浜の姿を実感できるような、そんな名所を紹介していきたいと思います。

     

     

    !あちこちに横浜開港期の歴史の跡が!のんびり横浜港を散策!

    旧横浜駅のプラットホームへと続く汽車の線路の跡   

    横浜港エリアは、昔新田だったものを埋め立てた場所であるため、坂が少なく歩きやすいです。

     

     

     

    公園や施設には多くのベンチや休憩所があり、街並みを楽しみながらゆっくり散歩するのがオススメです。

     

     

     

    自分の今いる場所が昔どのような使われ方をしていたかなど横浜の歴史を感じさせるようなものが街のところどころに存在しています。

     

     

     

    観光地をまわってくれる赤いくつバス         

    少し疲れたら観光地をまわるあかいくつバスを利用すると良いでしょう。1度にいろんな町並みを見れ、スムーズな移動ができます。

     

     

     

     

    キング・クイーン・ジャックとは?大きな存在感を持つ横浜3塔めぐり

    キングと言われる神奈川県庁舎

    クイーンとよばれる税関

    ジャックとよばれる横浜開港記念館

    神奈川県庁舎はキング、税関はクイーン、横浜市開港記念会館はジャックとよばれています。

     

     

     

    その由来は、寄港する外国の船員たちがこれらの3つの塔の容姿をトランプカードになぞられて名付けられたのではないかという説が有名です。

     

     

     

    大正から昭和にかけて建てられたこの3塔は、関東大震災を免れるほどに丈夫な建物であり、非常に美しい壮大な外観に圧倒されます。

     

     

     

    故に1945年の横浜大空襲の際、アメリカは3塔への爆撃は避け、戦後利用しようと考えていたんだそう。

     

     

     

    ジャックの館内には、ステンドグラスや和田栄作画伯の展示を見ることで横浜開港に関する歴史を作品から感じることができる他、ボランティアの方が館内を案内してくださいます。

     

     

     

    自分の目で見るだけでなく実際にお話を聞く事で、この建物がどんな時代を乗り越えて今の姿で存在しているか、考えさせられます。

     

     

     

    所在地 : 231-0005 神奈川県横浜市中区本町1丁目1−6

     

     

     

     

    幕末から昭和初期まで!横浜開港資料館は「近代横浜の記憶装置」

    café Au jardin de Penny

    現在の横浜開港資料館は、旧英国総領事館でした。

     

     

     

    現在は資料館となっており、展示室ではペリー来航とその前後の世界情勢や日本、そして横浜の様子を紹介したものや、文明開化期の横浜の様子が分かる展示がされています。

     

     

     

    中庭の「玉楠の木」は、江戸時代の、横浜が小さな農漁村であったころからこの地にあり、1859年に横浜が開港場となった時は、外国人居住地と日本市街とを分ける位置に存在していました。

     

     

     

    そして、大正・明治期を通じて横浜を代表する名木に成長し、日米和親条約の締結もこの近くで行われました。

     

     

     

    また、大火や関東大震災といった2度のおおきな被害をくぐり抜けたこの木は横浜開港資料館を象徴する有形文化財であり、近代横浜の生き証人とも言われています。

     

     

     

     

    入口の門の脇には英国総領事館の守衛室だった建物を再利用した「café Au jardin de Penny」という小さなカフェがあります。

     

     

     

    落ち着いた店内で、気軽に入って食事やお茶を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。

     

     

     

    所在地 : 231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通3

     

     

    公式HP : 横浜開港資料館

     

     

     

     

     

    倉庫から港の賑わいと文化を創造する空間へ。赤レンガ倉庫で一休み

     

    赤レンガ倉庫の近くにある、港に向かって並ぶたくさんのベンチ

    赤レンガ倉庫は、明治から大正初期にかけて規範倉庫として建設されました。

     

     

     

    関東大震災を乗り越え、創立当時から横浜港の物流拠点として活躍してきましたが、徐々に倉庫としての利用は減り、約80年間の歴史を経て赤レンガ倉庫は倉庫としての用途を廃止します。

     

     

     

     

    1992年には横浜市が歴史的資産として保存することとなり、2002年に1号倉庫は主に文化的利用、2号倉庫は主に商業的利用として生まれ変わりました。

     

     

     

    ちなみに2号館倉庫では、馬車道で発祥したとされるアイスクリームの味を再現した「できたて横濱馬車道あいす」を食べることができます。

     

     

     

     

    赤レンガ倉庫の近くにはたくさんのベンチがあるので、座って美しい港の景色を眺めることができ、景色だけでなく、時々聞こえる船の汽笛や心地よい潮風から、港を感じることができます。

     

     

     

    所在地 : 231-0001 神奈川県横浜市中区新港一丁目1

     

     

    公式HP : 横浜赤レンガ倉庫

     

     

     

     

    大切な人と行きたい!多くの人が願いを託す横浜3塔ビュースポット

    横浜3塔が同時に見える場所の目印

    横浜にある伝説はご存知でしょうか?

     

     

    横浜の赤レンガパーク、国際客船ターミナル、神奈川県庁正面には3塔が同時に見えるスポットがあります。

     

     

    横浜3塔は、関東大震災などを乗り越えてきたことから2人も困難を乗り越えて結ばれるということ、そしていつしか船員たちが航海の安全を祈ったとされていることから、3箇所のスポットを全てまわると願いが叶うと言われています。

     

     

     

    どのスポットにも写真のように足元に目印になるものがあります。ぜひこの場で大切な人と一緒に願いを託してください。

     

     

     

    所在地 : 横浜赤レンガパーク 231-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1

     

     

     

     

    明治の異国情緒あふれるレトロな雰囲気!馬車道は横浜の名物通り

     

     

     

     

    横浜開港に伴い、関内近辺は外国人の居住地となりました。外国人たちは道を馬車で行き交うようになり、馬が通る道ということで、馬車道と呼ばれるようになりました。

     

     

     

    当時の日本人は、馬車で通行している光景に驚き、「異人馬車」という呼び方をして珍しがっていたそうです。

     

     

     

     

    横浜開港によって、この馬車道は様々なものごとの発祥の舞台となった場所とされています。

     

     

     

    街の至るところに当時の歴史を匂わせるような建造物や記念碑があるので、街を歩いていく中で、馬車、ガス灯、アイスクリーム、写真館など横浜開港期にどのような文化が日本に入ってきたのかを知ることができます。

     

     
    都会的な印象の強い横浜ですが、開港当時の歴史が詰まった町並みが残っています。

     

     

     

    横浜の歩んできた歴史を知った上で横浜を訪れてみれば、きっと今までとは違った良さが見えてくるはずです。異国情緒あふれる横浜港の町並みをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。