お茶どころ八女の玉露を堪能する旅「八女エリア」の観光スポットをご紹介!!

お茶好きなら、「八女茶」という名前を一度は耳にしたことがあるでしょう。

緑に囲まれて美味しいお茶をゆっくりと味わえば、お茶の複雑なうま味や香ばしい香りが八女の人々の丁寧な仕事を思わせて、心の底からほっこりする旅になりそうです。

【八女エリアについて】

八女市は福岡市の南部に位置し、中南部には平野が広がり、北東部は森林で占められた中核都市です。八女の名前の由来は、最古の歴史書「日本書紀」に「この地の山中に八女津媛という女神が住んでいた」という記述によるといわれています。

明治29年に福島町を中心として八女郡が形成され、近隣の村との合併を繰り返して昭和29年に八女市が誕生しました。平成22年に2町、2村の合併により総面積は482.44平方キロメートルとなり、八女市は福島県で第2位の総面積を持つ市となりました。

豊かな大地に育まれ古代から栄えていた八女エリアには、岩戸山古墳をはじめ多くの古墳があります。江戸時代には八女地方の物産の集積地であり、政治・文化の中心地だったこの地は、現在も手すき和紙、仏壇、提灯などの伝統工芸品の里であり、お茶や電照菊、椎茸などの農産物も特産品となっています。

【八女の見どころについて】

八女エリアに行くなら欠かせない観光スポットをご紹介します。

#茶の文化館

八女地方は八女茶の産地として有名です。ことに奥八女と呼ばれる黒木町、上陽町、矢部村、星野村は清流と寒暖差に恵まれ、高品質なお茶を産出しています。星野村では平安時代からお茶が始まり、明治時代には京都の宇治から玉露の製法が伝わって、星野玉露の起源となりました。茶の文化館は、眼前に棚田を望める緑あふれるスポットです。八女茶席では「八女伝統本玉露」をしずく茶として楽しむことができます。堅苦しい作法があるイメージの玉露を気軽に味わえるしずく茶は、一煎目から四煎目までの味の変化を堪能できます。

#八女茶工房

八女茶工房は、お茶に関する様々な体験ができるコーナーです。てん茶を石臼でひく「抹茶ひき体験」や「手もみ緑茶作り体験」などができ、お茶を味わうだけではない魅力的な経験ができます。茶そばや茶めし、抹茶アイスやおまんじゅうとお茶づくしを満喫したあとは、売店で玉露や煎茶、お茶を使ったお菓子をお土産に買うこともできます。

#岩戸山古墳

北部九州地方最大の前方後円墳で、墳丘長は約135メートル、後円部の径は約60メートル、前方部の幅が約92メートルです。6世紀前半に北部九州で栄えた豪族である筑紫君磐井(つくしのきみいわい)の墓で、多くの石製品や埴輪が出土しています。ツブラジイの原生林が広がる岩戸山古墳はパワースポットとしても有名です。西側にある通称、下茶屋古墳(岩戸山4号古墳)は、中に入って横穴式の石室をつぶさに観察することができる貴重な古墳で、平成6年には市の指定史跡となりました。

NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町の紹介

「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」は、高級な玉露で有名な八女にある「JAPANESE TEA HOTEL」をコンセプトにした小規模分散型ホテルです。町に分散している客室は「旧大坪茶舗」、「福島酒造」などの歴史ある建物で、1棟に最大4室のみ。最小限のリノベーションで、歴史に触れながらも快適に過ごせます。入口も離れているので、分散型ホテルならではのプライベートな空間を楽しめます。

レストランでは、スイスのグランメゾンで活躍したフレンチシェフが、茶葉の食材としての可能性を追及した料理を、四季折々の筑後地方の川や山海の幸と共に味わえます。オリジナルの八女茶カクテルを楽しんだあとは、茶園の散策もできます。お茶を中心とした、八女でしか体験できないアクティビティも用意されています。このように「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」は、ホテルとしてもレストランとしても利用できる施設です。

【HISTRIP編集部より】


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