本記事では災害時における旅行の各交通手段・宿泊施設の対応・相談先についてまとめています。
どの交通手段・どこから予約しているかで対応が異なりますので、自身に合ったものをご確認ください。
飛行機を予約していた場合のキャンセル料・相談先は？
飛行機の予約は航空会社から予約していた場合と旅行会社でセットプランで予約していた場合で対応が異なります。
それぞれ順に説明していきます。
《航空会社から航空券を手配した場合》
台風の影響で載る予定だった飛行機が欠航となった際は便の振り替えか払い戻しの対応となります。
払い戻しの方法などは各航空会社ごとに異なりますので、航空券を購入した航空会社の公式サイトをご確認ください。
≪相談先は航空会社≫
《旅行会社に交通費込みのセットプランで旅行を手配してもらった場合》
旅行会社で予約しているものが航空券付きのセットプランでまとめて料金をお支払いしている場合はまず旅行会社にご相談ください。
料金の支払いが航空会社ではなく旅行会社を挟んでおりますので、払い戻しやその後の対応は旅行会社に確認する必要があります。
一般的には旅行会社からツアーの場合は後日返金される形になります。
≪相談先は旅行会社≫
新幹線の乗車券を購入していた場合のキャンセル料・相談先は？
《自身で乗車券・特急券を手配していた場合》
新幹線の乗車券・特急券を購入しており、台風が直撃して運休となった場合は全額払い戻しとなります。
自身で購入した乗車券・特急券の払い戻しはJR駅の窓口で行えますので、複雑な手続きは必要ありません。
当日に払い戻しが可能ですが、期限は1年間となっておりますので後日払い戻しを行うことも可能です。
≪相談先は駅の窓口（すぐに払い戻し可能）≫
《旅行会社に交通券込みのセットプランで旅行を手配してもらった場合》
旅行会社で交通費も含めたセットプランで購入したきっぷは駅の窓口で払い戻しができないため、その場合は旅行会社に相談し、後日払い戻しという形になります。
旅行会社のキャンセル規定によって払い戻しの可否や金額が変化しますので、こちらは直接予約した旅行会社にお問い合わせください。
≪相談先は旅行会社≫
宿泊施設に直接予約している場合のキャンセル料・相談先は？
宿泊施設に直接予約している場合は宿泊施設に連絡しましょう。
宿泊予約に関しては、台風の場合でも基本的にキャンセル料がかかります。
台風が来ていても泊まりに来る人がいる以上、宿泊施設としては閉めるわけにはいきません。そのため、キャンセル料がかかる場合が多いです。
ですが、宿泊施設によって対応が異なりますので、キャンセル料がかからない場合もあります。
こちらは交渉次第となることが多いです。完全にキャンセルするのではなく、日程変更のみ行う場合はキャンセル料がかからない宿泊施設などもございます。
まずは宿泊施設に電話し、キャンセル料や日程変更について確認するようにしましょう。
≪相談先は宿泊施設≫
宿泊予約サイトから予約している場合のキャンセル料・相談先は？
じゃらんや楽天トラベルなどの宿泊予約サイトから予約している場合ですが、こちらも連絡先は宿泊施設となります。
請求判断は宿泊施設が行っているため、直接宿泊施設に連絡することが必要です。
宿泊施設に電話し、キャンセル料の交渉を行いましょう。
≪相談先は宿泊施設≫
旅行途中に台風が直撃して帰りの交通手段が麻痺してしまった
よくあるパターンですが、旅行の行きは大丈夫だったが帰りに台風が直撃してしまった場合です。
その場合はみどりの窓口にて振替・払い戻しとなりますが、台風のタイミングの振替は大行列となり、別の便に乗ることも不可能な場合が多いです。
その場合は翌日以降に振替・払い戻しを行いましょう。
しかし、その分の宿泊代金などは自身で支払うこととなります。
また、予約していた交通手段とは異なる手段で帰宅した場合は、その分の交通費は自身で支払うことになります。
旅行前の前に気象庁の台風情報を確認！
ここまで台風などの災害で旅行をキャンセルすることが必要になった場合の対応について解説してきました。
台風が直撃するまではまだ時間がある場合は早めに各相談先に連絡するようにしましょう。
台風の進行状況は気象庁の情報を確認するのが確実です。
直近ですと9月上旬に台風9号、台風10号が接近しておりますので、旅行をお考えの方は気象庁の情報をご確認ください。
HISTRIP編集部より
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